「イキツヅケル」
声で何が伝わるのだろう
君に何を求めているんだろう
やさしいばかりがいい所じゃないって
笑ってごまかしたけれど
一体あの時何が言いたかったのか
自分でもよくわからない
ふいに間近に見た君の瞳が
全て物語ってくれそうな
クローゼットの扉は開きっぱなしだし
部屋の空気は相変わらず冷たいまま
賢いはずのふくろうは森に消え
今となってはもう閉ざされた闇の奥深く
まるですぐに蒸発してしまいそうな
すんでのところで残したほほ笑み
消えてなくなる前にたくさんのことを教えて
光は空気をつらぬいて何百万年もイキツヅケル
音は空気をつらぬいたらどこまでイキツヅケル?
君の声も、言葉も、すべて響かせたまま
どうかイキツヅケテイテ
ぼくの宇宙の奥深く